知育というと難しいものを想像してしまいます。
ネットで調べるとさまざまな勉強方法がありますね。
うちの子にもさせたほうがいいかもしれないけど、どこかに通わせるのは時間もお金もかかるし、嫌がる子を無理やりにつれていくことになるかもしれないし・・・。
と悩まれていませんか?
今回はそんな保護者の方に知育のことについてご紹介します。
「知育」=「勉強」というイメージは拭い去れないのは私だけでしょうか。
知育させたいけどおしつけたくないからやめようかなと思われるかもしれません。
知育とは知力を育成・教育するという意味ですね。
幼い子にたいして知力を育てるというのは、数の計算や文字の読み書きなどの能力を言っているのではなく、思考力・発想力・連想力・創造力などの「考える力」の事を指さします。
乳幼児期にこの知育を行う事によって柔軟な発想が出来て、思考が豊かに育っていける事を目標として、おこなっていくのが知育の主旨になります。
子どもが大人から見て、何をしているかわからない事をしていても大丈夫です。
そうやって遊んでいる中から子どもは様々なことを吸収していくのです。
思考、発想、想像などの力を自然に伸ばしていける様にするのが知育教育です。
焦らずゆっくりサポートしてあげましょう。
では、知育をおこなうとどういう効果があるでしょうか?
乳幼児期から知育をおこなっているとIQと呼ばれる知育指数を高めるといわれています。
IQが高いと聞くと「天才」といったイメージがあると思いますが、どちらかというと思考能力や想像力が高い人を育てていく事が知育教育の目的であると言います。
それが、もしかしたら今後の天才と呼ばれるひとつのきっかけに繋がっていく事になるかもしれません。
まずは手先の動きが期待できる遊びをさせてあげましょう。
これができるようになると自分でうまく身体を使えるようになり、総合的な発達が期待されます。
また、指先を動かすと脳に刺激がいきます。
具体的には、紐通しやシール貼りなどがそうです。
ほかにもいろいろありますが、このようなものだったら家庭でもできますよね。
それ以外でも販売しているものでそんな効果が期待できるものがあればとりいれましょう。
次の段階として、図形の認識です。
図形を認識するということはのちの空間認識に繋がります。
空間認識ができるようになると数学への理解力だけでなく、想像力などにも繋がります。
具体的には、図形合わせです。大きさや形が違うものを用意し、あてはめていくものです。
厚紙をきって作ることが可能です。そのような玩具も購入可能です。
また名前の認識の重要です。
○を「まる」と言わずに「えん」というようにしましょう。
ほかにも「正方形」「長方形」などと正式名称で呼ぶようにしていきましょう。
名前の呼び方としてはいわいる「幼児語」ではなく「正式名称」で話すことが大切です。
覚えなおさなくてもいいようにはじめに覚える段階から正しい名前を覚えさせてあげましょう。
最初は子どもが興味を持ったり、「楽しい」と思ってやることが大切です。
どういった効果が見込めるかを確認しながら、子どもと楽しく行っていく事が知育教育の成功のポイントです。
・楽しんでおこなう
そもそも楽しくなければ進みません。
・他の子どもと比較しない
どんな子でも、短所長所があります。順位をつけたり、比較などせずに、温かい目で一緒に楽しむくらいの気持ちでいてください。
・子どもやり方を否定しない
子どもの「こうしてほしい」「これしたい」という気持ちを否定したりせず、むしろ喜んで受け入れてあげてください。大人が想像できなかった使い方をしてくれるかもしれませんよ。
子どもが主体的に興味や関心を持ったり、何かの行動をし始めたら知育教育はうまく進んでいるといえます。
陰で支えながら楽しんでおこないましょう。