第2弾:ねんどで遊ぶワークショップの様子
「第1弾」に続く2回目のワークショップを開催しました!!
個人宅で、預かり保育所にある遊び部屋で開催したイベントのため、少しアットホームな雰囲気のなか、男の子で5歳になる年長さんと、小学生になる女の子2名に参加いただきました。
よろしければ、第1弾の様子もこちらからご覧ください!
本日も前回に引き続き、粘土と光って音がなる電子パーツを
使って、自由に好きなものを作ってもらいました。
さて、どんな面白い作品ができるかな?
今回、初めて参加してくれた年長さんの男の子、ネンド遊びが好きなんだけど、お家では汚れるし…お母さんも少し控えめな様子。
しかし今日は広いスペースで思う存分ネンド遊びができる、お母さんも喜んで男の子を連れてきてくれました。
コンセプトとして、いつもどおりのネンド遊びではなく、
男の子にはモーターの先に取り付けたプロペラが回る仕組みの電子パーツを使ってもらうことにしました。
ひょっとしたら、空を飛ぶ自動車など、想像性豊かな乗り物が見れるかも!
私たち大人もすごくワクワク感でいっぱいです!
最初は、「どう使うのかな?」とプロペラにやや困惑ぎみ..
そこで、「こんなふうにくっつけたらクルクル回るよ」とさりげなくアドバイスすると、男の子も「そうだ!」と何かに気がついた様子。
その後モクモクと作業に取り掛かっているのをご両親とそっと見守っていました。
男の子がしばらくネンド作りに熱中しているころ、
女の子たちは別々に作るのかと思いきや、 2人で仲良く話し合いながら協力して作品を作っていました。
女の子たちが小学生ということで、 遊び方を工夫できるように、ダイヤモンドやハートの形をした型など、いろんな色に光るLED部品も用意しました。
小学生になると、外の環境などにも興味を持ち始める大切な時期ですよね。
ということで、まわりの地域社会をテーマとした「みんなが暮らしやすい安全な町づくり」について取組んでもらうことにしました。
それから数分後、男の子が「ねぇみてみて~!」と嬉しそうにつくったネンドを見せてくれました。
すごい! 粘土でつくった空飛ぶヘリコプターだ!
通常なら、作り終えると”そのまま” 放置されてしまうネンドですが、プロペラなどの電子パーツがあるおかげで、まるで本当に空を飛んでいるかのように手で持って喜んでいました。
将来の夢は飛行機のパイロットかな。
このあとも作品を見ているだけでなく、
手にとって走りながら、テーブルに着陸するイメージだったり、空中先回をやってみたりとても楽しそうでした。
そのころ、女の子たちもモクモクとネンドと光る電子パーツを使って、理想のまちづくりを進めていました。
開始からちょうど40分くらいたったころに、「完成したよ!」と声をかけてくれました。
どんな町が出来上できたのかな。
うむ、家が一軒たっているね。
なにかその他に特別なアイデアとかはあるのかな?
すると、「魔女や悪い人が入ってこれないようにネンドで高い壁を作って、もし悪い人が近づいてきたら、LEDを光らせて住民にお知らせするんだよ。
だから、スグに非難することもできるんだよ!」そして魔女がいなくなったら、砂の壁を崩すこともできるとか。
これは大人が思いつかないような発想ですね (笑)
さて時間も残りわずか、ぼちぼち使った粘土と道具のお片づけタイムですよ~。
みんなテキパキ動いてくれて、無事に終了。
今日もたくさんのアイデアや考え方を子どもたちと学ぶことができました。
ワークショップの良いところは、子供たち自身でたくさんの仲間と一緒につくったり、
他の人の考えに触れたり、「ああでもない」 「こうでもない」と自己主張しながら実際のモノを完成させることです。
子どもたちの可能性を引き出せるだけでなく、ご両親にとって初めてみる子どもの姿。
運営する私たちも気づかされる点が多いのも魅力の1つです。
今後も継続して、もっと面白い「きっかけづくり」を考えて、たくさんの子どもたちとワークショップを行っていきたいと思います!
私たちは、お気軽に参加いただけるワークショップを開催しております。
ぜひ、親子で一緒にご参加ください!
参考: 最新ワークショップのイベント情報