本日は大盛り上がりだった、「第1回モデルロケット教室」の様子をご紹介していきたいと思います!
まずはじめに、モデルロケットについて少しお話したいと思います。
モデルロケットは、教育用などをおもな目的としてつかわれている、小型のロケットです。
さらにモデルロケットは、そのエンジンの高性能さから日本や欧米などの教育および研究機関でもつかわれています。
しかし戦後日本では、アメリカに宇宙研究を禁止されていたり…..
さらには適した環境がなかったため航空宇宙自体の規模が小さかったのです。
そして、また火薬取締法の拘束が強いため欧米に比べて活動規模は非常に小さいものでした。
ようやく日本でも宇宙研究ができる時代になり、宇宙は子供たちの憧れの1つでもあります。
私たちは、子供たちに宇宙を知るきっかけを与えていきたいと思い、モデルロケット制作教室を開催いたしました。
それではさっそく参加してくれた子供たちの様子をのぞいてみましょう。
さて、今日はどうやってロケットをつくるのかな。
担当講師の坪井さん。
講師坪井さん:モデルロケットは「作る」ことと「打ち上げる」ことの2つの楽しみがあります。
そしてモデルロケットは主に以下のパーツから構成されています。みなさん手にとって自由に見てみてくださいね。
・ボディチューブ(モデルロケット本体の筒になる部分。主に紙、FRP、ポリビニル管製。)
・ノーズコーン(モデルロケットの先端部分)
・ショックコード(ボディチューブとノーズコーンをつなぐコード(主にナイロン、ゴム、ケブラー製))
・回収装置(パラシュートなど)
・エンジンマウント(ボディチューブに内蔵し、エンジンを固定するパーツ)
・ランチラグ(発射台の誘導棒を差し込むためのパーツ)
・フィン(尾翼。主に木、FRP製)
これらのパーツをつかってロケットを組み立てていきましょう。
皆さまのお手元に工作用のはさみや接着剤があります。ぜひお子様自身で試行錯誤できるように手助けをお願いします。
それではモデルロケット制作を開始します!ゆっくり進めていきますので、わからないことは遠慮なく、なんでも聞いてくださいね!
本体が完成したら、次はモデルロケットに火薬を挿入してきます。まずは火薬の取り扱いについて学んでいきましょう。
続いて、モデルロケットに点火する装置を取り付けましょう。これで着火するかな?
さあ、続いてフィンを取り付けていきます。モデルロケットをコントロールする翼(つばさ)となります。
さていよいよ最後に、モデルロケットが上空に打ちあがった際にひらくパラシュートを取り付けましょう。
ねぇねぇ。ぼくのロケット無事にもどってくるかな?
つくったモデルロケットにすきなシールを貼って完成です!
さて、いよいよロケットの打ち上げです。みんなで広くて安全な「多摩川」へ電車で移動します。
まずは安全な打ち上げ方法についてご説明いたします。子供たちもよく聞いていてくださいね。
では、ロケット発射を5カウント数えておこないます。 周囲の安全を確認してから、点火準備にはいってください!
はい! 安全よし!! 発射5秒前! 5、4、3、2、1…. 点火します。ロケット発射!!!
シュッ! ゴゴォーーーーーーー!!
子供たちの声:「うわぁ~~~~!!!」
自分達でつくったモデルロケットの打ち上げに見事成功!!子供たちも溢れんばかりの笑みと、「スッゲー!」という叫びとともに、本当に喜んでくれていました。
よし、また次にくるときは、もっと高く飛ぶように試行錯誤してみよう!
そして、いつの日かつくったロケットで月までいくんだ!!