児童クラブ

児童クラブ

共働きのご家庭で、近々進学されるお子様をお持ちの方は、「児童クラブ」でどういった事をしているのか気になりますよね。
共働き家庭は、保育園生活を乗り切るだけでも大変です。卒園なんてまだまだと思っていると、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
「児童クラブって、どんなところ?何をしてくれるの?」そんなお母さんたちの不安や疑問に少しでもお役に立てればと思います。

児童クラブとは?

児童クラブとは、別名「学童保育」「学童」「放課後クラブ」とも言われます。簡単に言うと、親が共働きや介護などで昼間は家にいない小学生が放課後に通う場所です。学校の授業終了後に適切な遊びや生活の場を与えて、児童の健全な育成を図る保育事業です。

働くお母さんが増えている現在、児童クラブの存在は、なくてはならない大変貴重なものとなっています。

保育料が民間サービスに比べると安価で、さらに保育園と同様の時間まで預けられる「児童クラブ」は、やはり人気が高いです。しかし、自治体によっては、待機児童が出ているのが現状です。万が一待機児童になってしまった場合は、ベビーシッターやファミリーサポートを利用し、児童クラブの空きを待つという方法もあります。

児童クラブを利用できる条件

児童クラブを利用できるのは学童期(小学校の1年生から6年生)の子供たちです。
保護者が就労、病気、出産、介護等で放課後に家にいない、保育できない子どもであれば利用することができます。

ただし、利用には審査があります。職場の就労証明書(自営の場合は民生委員の証明や納税証明書等)や病気療養中ならば診断書等、第三者の証明が必要となります。これらの審査が通過した子供たちは、利用開始となります。

児童クラブに通うメリットは?

児童クラブを通じて、子供たちは、「自主性」「社会性」「創造性」を育てます。

支援員や児童クラブのお友達との関わりを得て、家庭では学ぶことのできない心の成長が促されます。集団で遊ぶ意欲が高まったり、どんなお友達とでも活発に遊ぶことができるリーダーシップのある子供も出てきます。
普段の学校生活とはまた違った刺激を受けた時間を過ごすことになります。

入会には早め早めの準備を

先ほど書いたように、現在児童クラブはとても人気があります。

地域や運営団体によって、預かり時間、おやつ代、活動方針が異なります。保護者の仕事の状況と相談して、できるだけ融通がきくところを選ぶことがポイントです。

児童クラブは、子どもの遊びの場としてのイメージが強いですが、資格や免許をもち、審査を通った指導員が子どもの宿題や勉強を見てくれるところもあります。
クラブによっては、遊びの時間に、実験のようなものや工作、トランプやかるたなどの知育遊びを行っているところもあります。昔ながらの遊びを教えてもらったりすることもあります。

日々の育児と仕事に入学準備が加わり、児童クラブも気になっているけどなかなか詳しく調べられないというお母さんも多いかも知れませんね。
しかし、預け先をよく検討しないと高額な費用がかかったり、入学直前になって「預け先をどうしよう!」となるケースも起きてしまいます。

小学校卒業まで利用できる児童クラブは、仕事で忙しい保護者にとっては、とても心強い味方になります。
クラブによって活動内容にはかなり違いがありますので、重視するポイントをしっかり考えて選択しましょう。

忙しいからこそ、早め早めの準備でしっかり情報収集をしましょうね!!