子供の乗り物旅行、楽しみながらマナー学習

子供の乗り物旅行、楽しみながらマナー学習

幼い子供と出掛ける際には、子供が乗り物に馴れているかいないかで、行き帰りの家族での移動の負担が軽減されるかもしれません(子供の場合、緊張やそれから来る乗り物酔いなど、心理的なもので行動が制限される時もありますし・・・)。

夏休みやロングバケーションの国内ツアーなどで、そんな悩みを解消してくれるかもしれない、子供が楽しめる「観光・イベント列車」について、お伝えしたいと思います。

様々なプランで好奇心を満たしてくれる「観光・イベント列車」で、楽しい旅の思い出が増えるといいですね。

また、それに伴い旅行中の乗り物での子供のマナーについても触れてみたいと思います。

走る美術館、現美新幹線(げんびしんかんせん)

■運航区間=越後湯沢(新潟)~新潟(新潟)

今、注目のアーティストが、この列車の展示のために制作した現代アートが各車両に展示されていて、13号車のカフェ・キッズスペースでは、現代アートに触れることもできます。

玩具のプラレールの線路をモチーフに、壁や床がプリントされていて、遊び心をくすぐってくれる空間で、大人と子供が趣味を通じてコミュニケーションの取れる文化的なイベント列車です。

カフェのメニュー(お菓子やスイーツ)もその土地の物産を参考に考案されていて、子供も気に入るテイストのようです。

宮沢賢治の銀河鉄道の夜がテーマ、SL銀河(えすえるぎんが)

■運航区間=釜石線:花巻(岩手)~釜石(岩手)

SLファンなら一度は乗ってみたいと思うかもしれない、蒸気機関車C58 239を復元して運行されたSL銀河は、「銀河鉄道の夜」で知られる宮沢賢治の世界観を感じさせてくれる展示ギャラリーや、1号車には月と星のミュージアム・プラネタリウムも設置されています。

親子で宮沢作品を思いながら、東北の自然や文化に触れる事も文学散策をするようで、楽しいかもしれません。

※子供が展示物や列車を汚さないように気をつけて、大人に対して、挨拶や返事がしっかり出来る様に、また列車内で迷子にならないように、気を配りましょう。

みんなが大好き、アンパンマン列車「ゆうゆうアンパンマンカー」

■運航区間=高徳線:高松→徳島、徳島線:徳島~阿波池田

四国内の路線ごとにデザインが違う、「ゆうゆうアンパンマンカー」は、靴を脱いでリラックスして遊べるプレイルームがあります。

車両内は、壁や床がクッション性のある素材で開放的に過ごせるので、大人も安心して見守ることができます。

(現在、アンパンマンのグッズが当たる、アンパンマン列車スタンプラリー開催中です。)

※サービスを受ける側の乗客としてのマナーを守れるように、子供が列車を汚したり傷つけたりしないよう、子供の行動を見守りましょう。

まとめとして

生活圏内の移動の手段に車を使われるご家庭も多いと思います。

一人で電車を利用する事の少ない子供の場合は、切符の買い方や駅での乗り継ぎなど、また移動中のマナー(電車内での行儀)についても、覚えるのが遅くなる傾向があるかもしれません。

家族旅行などで「観光・イベント列車」を利用する際には、旅行中の列車の中でのマナーなど、子供に教えるには良い機会ではないでしょうか。

大人と子供が楽しく観光・レジャーできるプランで、子供が乗り物を通してマナーなども身につける事ができれば、喜ばしい限りですね。

子供が大きくなるまでの、なってからの思い出に残る「観光・イベント列車」の利用は、子供の好奇心・旅行中の大人が期待する子供のマナーの習得に繋がるチャンスであるかもしれません。

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Posted in: 幼児/子供育成