出典:https://amanaimages.com/info/infoRM.aspx?SearchKey=07123000315&GroupCD=0&no=

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自然現象(伸縮や回転、形の変化)に対する洞察力が身に着くかもしれない、玩具を使ったオリエンテーリング・ゲームは、アートや科学の分野へ、子供たちが関心を持てるきっかけになるかもしれません。

ゲームに使われる玩具の素材(その素材が選ばれる必要性について)や、それぞれの動作の特徴など、遊び・学びに多面性を持つ玩具について、子供たちが考えながら、楽しく知識を深められるイベントにもなるのではないでしょうか。

■玩具を使ったオリエンテーリング・ゲームの内容と準備ついて

*参加人数:2~3人、1グループの合計9人まで。

*ゲームの内容:ゲーム会場の3つのブースに置かれた、

①伸縮する②回転する③変形する要素を持つ玩具の中から、グループごとに渡されたヒントを参考に目的の玩具を見つけ出すというゲームです。

*準備について:子供たちが興味を持ちそうな、①~③の要素を持つ玩具を数種類、用意します。

オリエンテーリング会場は、地域の市民会館などグループ活動の行える場所が良いと思われます。(緑地公園内にある野外ステージでも可能だと思います)玩具についてのヒントを作成します。

*ゲームの方法について:会場のスタート地点でそれぞれのグループに、見つけなければならない玩具の特徴を示すヒントを書いた用紙を渡します。

参加者はそのヒントを頼りに、会場内に設置されたブースから、目的の玩具を見つけます。

■玩具の種類について

①伸縮する玩具(A)、リラックス効果をもたらしてくれるという玩具「ミニスゥフィアボール」

「ミニスゥフィアボール」は、総体多面体と言われる、立法体と八面体を合わせた独特な形をしていて、力を入れることで、瞬時に形を変える、玩具です。

用紙のヒント(例: この玩具は伸縮する特徴があり、その様子は植物の花が閉じていく様に見えたりします。

①のブースへ置く、その他の玩具(例:スクイッシュ=力を入れると変形し、離すと元に戻る木の温もりも感じられる、赤ちゃんから親しめる玩具です。)

②回転する玩具(B)、くるくる左右に回転させると違う形を見せる「ヘリコーン プレイブルアート」

「ヘリコーン プレイブルアート」は、左右に回転させることで、螺旋状やまつぼっくりの形に変わる不思議なオブジェにも見え、計算された形の美しさを楽しく味わえます。

用紙のヒント(例: この玩具は、風を起こし音をたてて違う形を作ります。)

②のブースへ置く、その他の玩具(例:くるくるレインボー=丸いシールとオーロラテープ、竹ひごを使い、回し方を変えるといろいろな形になります。)

③変形する玩具(C)、机の上で流れる様に動くFerrite(フェライト=磁性流体キット)

Ferrite(フェライト=磁性流体キット)は、磁石に反応して生き物のように動く姿が、可愛い?と、一般にはトゲトゲした形が紹介されています。

用紙のヒント(例:この玩具は、 とても細かく、水の中で素早く形を変えて動きます。)

③のブースへ置く、その他の玩具(例:磁石スライム =材料を合わせた完成品を磁石で動かす様子が、生き物の動きに見えます。)

まとめ

玩具を使ったオリエンテーリング・ゲームは、遊びから科学やアートの世界へ子供たちが手を伸ばせる、のぞくことの出来る手段として、様ざまな玩具を使った楽しいリクリェーションにもなるのではないでしょうか。

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