子どもは寝ることが仕事なんて言われたりします。
赤ちゃんは寝て食べての繰り返しですね。
でもそんな子どもの睡眠は今、どんどん奪合われているんです。
最近では夜更かしの子どもがとても多いのが現状です。
実は睡眠は育ちざかりのお子さんにとってとても大切なのです。
そこで今回はそんな子どもと睡眠について説明しましょう。
人間は寝ている間に特定のホルモンが出ます。
それが「成長ホルモン」と呼ばれるものです。
これは大人も子ども同じです。
成長ホルモンの役割は、その名の通り「成長」に大きく関係しています。
身長を伸ばすことやそのほかの発達にも大きく影響してきます。
子どもの身長を気にされているお母さんは意外と多いのではないでしょうか?
「寝る子は育つ」という言葉が昔から言われていますが、これは科学的に証明されています。
身長を伸ばすというのは乳児期と思春期がターニングポイントです。
この成長を大きく左右するのが「成長ホルモン」。
これが多く分泌されるのが睡眠時なので、「寝る子は育つ」と言われるようになったのです。
ということは身長が伸び悩むお子さんをお持ちのお母さんにとって、睡眠を重要視する必要があるといえます。
睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されていますが、どんな眠りでもいいというわけではありません。
眠りによっては全く分泌されないこともあるので要注意です。
成長ホルモンを多く分泌するための適した睡眠方法はどんなものでしょう。
最近の子どもは大人の生活リズムになりつつあり、寝る時間が極端に遅くなってきています。
それなのに、学校などの関係で朝起きる時間は昔からあまり変わりません。
そうすると睡眠時間はどうしても短くなってきてしまいますね。
理想的な睡眠時間は小・中学生で9時間くらいです。
起きる時間は7時頃でしょうから、逆算すると10時には就寝する必要があるのです。
普段このような生活が出来ていますか?
睡眠時間が足りないと成長ホルモンの分泌がとても少なくなってしまいますよ。
睡眠の質というのも成長ホルモンの量に大きく関係しています。
うるさい環境の中ではぐっすりと眠れませんよね。
子ども例外ではありません。
環境によって睡眠は大きく左右されます。
落ち着いた環境の中で、深く眠れるようにしてあげてください。
・肌に接する布団やシーツなど心地よい素材のものを選ぶ
・就寝2時間以上前には食事をすませる
・寝る前の間食をしない
睡眠前の食事にも注意が必要です。
食事をすると、身体は消化することにエネルギーを必要とします。
消化している時は体が起きた状態になりますので、心から眠れているとはいえません。
時間帯も気を付ける必要があります。
一般的に、成長ホルモンは22~2時の4時間が一番多く分泌されます。
もちろん個人差はあるものの、時間をずらすと半減してしまうことを頭にいれておいてください。
子どもの睡眠と身長を伸ばすことにはとても大きな役割があったのですね。
しかしそんな関係しているにも関わらず、現代社会では子どもの睡眠時間をどんどん奪う誘惑が多くなってきています。
大人の時間に合わせがちな、子どもの生活リズムですがもう一度見直す必要があるようです。
子どもの成長を大切にするのであれば、子どもの睡眠時間はしっかり確保してあげてくださいね。
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