出典:http://fabhubjapan.blogspot.jp/2012_04_01_archive.html

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夏休みも半ばを迎え、自由研究に力をいれている小学生もたくさんいると思います。

興味が持てて楽しく実験できる自由研究の対象に、最先端でちょっと変わった科学の実験情報をお伝えしたいと思います。

不思議な液体で、自由研究(面白実験)にチャレンジしたくなる、そんなワクワク感に答えてくれる、磁性流体(じせいりゅうたい)の液体をいろんな形に撮影(その時、子供が見たものを描ければOKです)し、その作業に音楽(音の繋ぎ合わせでもOK)をつけて、最後に撮影した物を参考に絵を描いてから、選んだ曲目(楽器の名前だけでも)を付けて研究成果として提出するというプランです。

子供たちにとっても科学に慣れ親しむことのできる、楽しい出会いになるかもしれません。

従来の磁石の実験とは違う、一風変わったものとして、あまり実験などに積極的ではない子供たちへ参加を促してくれるかもしれません。

※磁性流体(じせいりゅうたい)について

もともとアメリカのNASA(ナサ=アメリカの航空宇宙局)の宇宙計画事業の関連で開発されたという物質です。

磁性流体(じせいりゅうたい)は、磁石に吸い寄せられる性質がある液体で、微粒子の磁石が液体に溶け込んだ物です。

いろんな角度から形を変える面白さがうかがえます。アート的に見ても意外性を持つクリエイティブな素材と言えるかもしれません。

NASA(ナサ)については、テレビアニメの「宇宙兄弟」などで、知っている子供たちも多いと思います。

そんな科学技術に関連のある物質が、小学校低学年の自由研究の対象になるなら、今後共に科学へ興味を持ってくれる子供たちが、多く現れてくれるようになるかもしれませんね。

○磁性流体(じせいりゅうたい)の実験の仕方について

■透明な器の中に入れて、外から磁石を当てると、まるで生き物のように磁石の後を追う動きをします。そして不思議な形を織り成します。

三角のトゲトゲになったり磁石の形に合わせて、生き物のように動いたりするので、流動液体の磁性流体(じせいりゅうたい)の動きの変化を観察して、レポートにするのも面白いかもしれませんね。

■透明な容器の中にシャボン玉を吹き込んで、そこに落として観測するとどういう変化が起こるかなど、いろいろ材質の特徴を考えて参考にするのも、楽しいかもしれません。

○磁性流体の動きに合う曲をプロデュースする実験について

■ピアノや弦楽器、木琴や鉄筋などで音を入れる・・・・子供が実験に入れたいと思う音源を確保して、音をつないで撮影した映像に音楽をつけます。

音がつくことで、研究も更に楽しめると思います。

撮影した映像を参考に絵を描いて(その時、子供が見たものを描ければOKです)提出時に使った楽器名だけでも添付します。

■好きな音楽を選曲する・・・・ピアノ曲でも、アニメの曲でも、子供が磁性流体の動きに合うと感じた曲のメロディーを映像に合わせて選びます。

※磁性流体(じせいりゅうたい)の実験ができるキットも販売されているようです。

もし購入されるなら、付属品のネオジウム磁石(世界最強の磁力を持つ)の取り扱いや、その他の仕様について説明書をよく読んで使われることをオススメします。

また、実験の際には、念のため、携帯やその他の電気器具を近くに置かないようにしましょう。

まとめとして

いろんな強弱の形の磁石を使って反応(流体力学)を楽しむ事ができる?磁石の動かし方で形が変わる?大人でも次はどういう風に動くのかしら?と見入ってしまうこの実験。

磁性流体の対象年齢は小学校高学年でも、目で見て感じることは、低学年でも良い勉強になると思います。

実験風景を撮影して音入れをし、絵に描いて楽しむことができれば、不思議な液体の自由研究(面白実験)について、子供たちの満足度や充実感は十分かもしれません。

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