おもちゃを買いに行こうとして、何をかえばいいのかわからなくなってしまうことありませんか?
今、沢山の種類のおもちゃが街にあふれていますよね。
子どもはおもちゃであそぶことで発達していきます。身体も心もです。
ということはそのおもちゃはいい意味でも悪い意味でも子どものおおきな影響をあたえるということです。
では、おもちゃの違いによってどんな影響を及ぼすのでしょうか?
子どもは遊ぶことが仕事のようなものです。
遊ぶことはおもちゃでまかなうことが多いとおもいます。
それが子どもに沢山の影響を与えるということをご存じでしたか?
おもちゃで遊んでいるようで、おもちゃに遊ばれているということがごく普通に起こっているのです。
保育園でもふつうに起こっていることなので驚きです。
例えば、育成タイプの携帯ゲーム機のようなプログラムされつくした小型のおもちゃだったり、遊ぶ過程に失敗する経験が全くないようなおもちゃに慣れてしまうと、確実に成長に影響を及ぼします。
危険なところとしては子どもの想像力と問題解決力、自主性の発達の部分です。
これらに影響を及ぼすとしたら本当に怖いですよね。
ですから子どもにとって本当に大切なおもちゃを選んで与えてあげなければなりません。
おもちゃ選び、ひとつで子どもの成長に影響があるとしたら本当に真剣に選ばなければなりませんね。
まずは「知育」とかかれているものからみていきましょう。
なかには本当に子どもの成長をみすえたおもちゃもありますが、そうでないものが大半をしめています。
何がいけないかというと1から10まできっちり決まりがあり自由に遊べないものです。
決まりきった遊びのなかで想像力は全く育っていきません。
次に「キャラクター」ものを見てみましょう。
キャラクターが全面的の書かれているものが多いですよね。
そのキャラクターの影響力が強すぎると目的が薄れてしまっている可能性があります。
仮に同じおもちゃでもキャラクターがあるかないかだけでも全然ちがいます。
キャラクターがついていなければ、それで様々な発想をして遊びを発展していくでしょう。
子どもは自由に考え、頭のなかで楽しんでいきます。
しかし、キャラクターがあれば子どもがそれさえあれば十分です。
それ以上の想像をする必要がないのだからそこで成長はおしまいです。
キャラクターものを完全に排除する必要はありませんが、そのおもちゃで育つことは非常に少ないと言えます。
一方で大人には「これ、楽しい?」と思ってしまうようなおもちゃもありますね。
じつはそれこそ、子どもの成長する要素が詰まったものなのです。
ある程度のルールがあるうえで、子ども自身が自由に発想して遊ぶことのできるおもちゃこそ子どもは楽しいものなのです。
自由な発想で遊べるからこそ、想像力がはぐくまれていくのです。
おもちゃ選びは難しいですね。
一見子どもが選びそうなものには成長は期待できません。
もし、今から買うおもちゃで子どもの学びが変わるならそんなことも頭にいれておもちゃ選びをしてもいいかもしれませんね。
子どもには適したものを与えてあげたいですね。