夏のお楽しみ会

夏のお楽しみ会

保育園や幼稚園の年長組の子供たち、小学校低学年の子供たち(5~8才)を対象にしたイベントも多種多様ですが、保護者の同意を得た上で、夏休みに日本の文化を体験できる「お楽しみ会(参加費1000円以内)」を企画するのも、子供たちには良い経験になると思います。

例えば紙芝居の読み聞かせや、室内ゲーム(無人島脱出ゲーム=マットレスを使った、体感型のオリジナルな遊び/宝探し=手作りの絵文字の地図を解読して、隠された物を見つけるオリジナルな遊び)など、また落語の言葉遊び(テレビの笑点を参考にした)や、サプライズに町内の小さな銭湯へ出かけるのも、内風呂に慣れた子供たちに、日本の伝統文化を伝える絶好の機会になるのではないでしょうか。

銭湯は午後3時以降、高齢の方が入浴される事も多いので、地域の方との交流も期待できると思います。実際に「子供たちがこの時間に銭湯に来るなんて、珍しいですね。学校の宿題か何かですか?」と好意的な質問を受けたりしました。

その他、「お楽しみ会」の食事については、皆で作る楽しいランチ(流しそうめんなど、簡単にできるもの)と、銭湯から帰った後のおやつ(かき氷や水菓子)がメニューとなります。
家族へのお土産に、折り紙(だまし船)を折って、参加者した子供たちが「お楽しみ会」の感想を語り合う事で、終了、解散となります。

小さなイベントですが、子供たちが保護者の昭和的な時代背景に触れることで、子供たちの今後の遊びに対する視野も広がるのではないでしょうか。

映像や音響の力を借りず、心のアンテナをフル回転できる楽しいイベントはいろいろあると思います。

発見するのが大好きな子供たちの自立心を育てる活動に、銭湯や落語、折り紙の日本の文化を体験できる、夏の「お楽しみ会」を、おすすめしたいと思います。