子どもの反抗期?それとも赤ちゃん返り?兄弟ができたら上の子の様子がおかしい

子どもの反抗期?それとも赤ちゃん返り?兄弟ができたら上の子の様子がおかしい

兄弟ができるとなんだか上の子がおかしいなんて感じたことはありませんか?

いままでの笑顔が少なくなった気がする、とかよく泣くようになったとか様々ですがそんな変化に悩まないお母さんはいません。生まれた赤ちゃんも大切ですが、上の子も同じように大切ですよね。

こんなとき、周りはどんなことをすべきなのでしょうか?今回はそんな兄弟の悩みについて子どもの気持ちを踏まえつつ、対応をご紹介します。

【兄弟が産まれたときの気持ち】

兄弟ができた子どもは、何らかの反応を示すことが多いです。兄弟は生まれるということは、下の子がお腹にいるときからわかることですよね。

それまでは、お母さんとお父さんと自分だけという家庭環境だったはずです。1人天下と言ってもいいほど、愛情を一身の浴びているはずです。

しかし、兄弟がお腹にできた時から、状況は変わってきます。周りはお腹の赤ちゃんの話をし、自分のことは二の次になってしまうこともしばしばです。お母さんは体調がすぐれないこともあり、今までのようにはいかないでしょう。

そんな状況を子どもは受け入れられずにどうしていいのかわからなくなってしまうこともあります。そんな中、下の子が産まれるわけです。動揺は最大限になります。

生まれた赤たんはかわいいのですが、その子に大人たちは夢中になり、自分には関心が向いていないと思うので、だんだん赤ちゃんが憎らしいなんて感情にもなります。

そんな状況では、子どもは今までのように自分だけを見てほしいという気持ちになります。その表現が泣くことだったり、ごねたり、笑顔が少なくなったりすることなのです。

【さみしい気持ちのサイン】

今までのように、自分だけを見てというこの目は一様にお母さんをみています。大人からみたら「問題行動」と思われることでも子どもにとっては「試す行動」です。その行動をすれば、大人が振り向いてくれると思ってしまっているのです。

そんな時の目線は必ず、お母さんを見ています。どんな反応をしているかを見ているのです。こんな行動をとったら大人は振り向いてくれるかな?と子どもなりに真剣に考えてでた結果の行動なのです。

【どんな対応すればいい?】

下の子が産まれて、さみしい気持ちになってしまうので様々な行動が出てくるのですね。ではそんな時はどういう対応をすればいいのでしょうか?

子どもは「さみしい」「自分を見て」というサインでしたよね。つまり、今まで以上に「愛しているよ」「大好きだよ」という気持ちを伝えてあげることが一番いい対応なのです。

そんなことをいっても赤ちゃんが産まれたら、かかりっきりになってしまいますよね。しかし、そこは考え方次第です。赤ちゃんは話せないのでどんなことがあっても泣きます。そこは変わりません。ですから、毎回赤ちゃんが一番というのではなく、5回に1回は赤ちゃんが泣いていても、上の子を見てあげるようにしてください。こんな行動で子ども「赤ちゃんが泣いていてもそっちに行かずに自分にかまってくれている。」と思います。

ほかには、赤ちゃんを誰かに預けてお母さんと上の子2人の時間を作ることも大切です。愛情を言葉にすることもいい方法ですね。

これらの行動の意味としては、赤ちゃんを1番にするという優先順位をなくし時には上の子が1番になるようにするということなのです。そんなこと、と思うでしょうが子どもにとっては大問題なのです。

まとめ

こんな時期、周りのおとなは頭を抱えてしまいます。また赤ちゃんの世話に必死になってしまいます。それは知らず知らずですが、確実に上の子の気持ちを支配していきます。そして、なんとか自分に振り向いてほしいと必死になってしまいます。

そんな感情にならないように、周りのサポートも借りながら上手に子育てをしていってくださいね。

Posted in: 幼児/子供育成