絵本の読み聞かせによる子育ての重要性

絵本の読み聞かせによる子育ての重要性

子どもは絵本が大好きですよね。絵本が成長する上で大切であることは保育や教育現場などで改めて見直されている部分です。

しかし今そんな絵本が影を薄めています。
絵本に成り代わり、テレビやゲームなどがはばをきかせていますね。

忘れがちな絵本の大切さを再認識してほしいと思います。
また、絵本を買いあたえるだけでなく読み聞かせをすることも、とても大切なんですよ。

そんな大切な「絵本」についてご紹介します。

【絵本で育つこと】

近年、子どもたちはデジタル社会のなかで映像に囲まれて過ごしています。
そんな環境にいる子どもたちは情報が一方通行です。

これでは何かが育つどころか、うしなわれていくことの方が多いのです。
やっと最近になってこれではいけないという動きがでてきました。

それはそんな環境から、おもちゃや絵本などで遊べる環境に変えてあげるといものです。
保育や教育の現場でもその重要性が認められ、子どもを取り巻く環境が変わりつつあります。

絵本は自分のペースでよみ進めることができますし、戻ることもできます。
様々な疑問を持ち、考えることで考える力や集中力が育ちます。

他にも物語に思いを巡らせることで、想像力や思いやりの心なんかも育っていきます。
年齢に応じた育ち方ができるのも一つの特徴でしょうか。
自分の知らなかった世界に出会える機会にもなりますね。

【大切な読み聞かせ】

そんな大切な絵本ですが、子どもに渡すだけでなくできれば「読み聞かせ」をしてみてください。
読み聞かせこそが、デジタル社会の世の中から子どもを救う大切な関わりとられています。

なぜかというと、絵本で育つ能力にくわえて親子の関係が密になるからです。
読み聞かせをしている間、その大人はその子だけのものです。
子どもは大人を独り占めできるのです。

これが子どもにとってどんなに幸せなことだと思いますか?
「自分だけ見てくれている」という独占欲が満たされ心も満たされます。

満たされることによって気持ちが穏やかになり安定します。
会話していくことでさらに関係が深まります。

【もう一回読んでのリクエスト】

絵本を読み聞かせをしていると「もう一回読んで!!」と言われたことはありませんか?
大人にとってあれが恐怖だったりしますよ。
でも子どものあの発言はその絵本に夢中になっている証拠なのです。

面倒くさいからとそこで読み聞かせを辞めないでください。
根気よく付き合ってあげてほしいです。

実際に保育園で何度も読んでいると、気づけば子どもが台詞を完璧に覚えているなんてことがよくあります。

それほどのめりこめる絵本ということです。暗証は1歳児でもしてしまいます。

大人が考えるより、子どもの集中力は計り知れないものがあります。
時間におわれている大人は、そんなにずっと絵本ばかりよんでいられないという意見ももっともだとおもいますが、できる限り付き合ってあげてほしいと思います。

「この絵本に興味をもってくれたな」と心を広くもつことが長く読む秘訣かもしれませんね。

まとめ

デジタル社会の今、ゲームなどに子守りをさせていませんか?
その間に家事を済ませるととっても楽ですが、少し考えてみてください。

もっと心に響くものを与えてあげたいとおみませんか?
子どもの将来のことを考えて、少し家事の手を止めてみてください。

テレビをけして、お子さんと2人きりの時間を大切に絵本の読み聞かせをしてあげてくださいね。

Posted in: 幼児/子供育成